霧状酸化剤注入システム概要
注入装置部の仕組み
コンプレッサーからの圧縮空気、酸化剤希釈装置部からの注入濃度に合わせた酸化剤は注入装置部で管理され、規定量をそれぞれの注入ヘッド部へ送ります。
酸化剤希釈装置部の仕組み
酸化剤原液タンク内の液状酸化剤を、酸化剤希釈タンク内で水道水により注入濃度に合わせて希釈・撹拌・貯留します。酸化剤希釈タンク内の注入濃度酸化剤残量が少なくなった場合、自動的に水道水と液状酸化剤原液を注入し、既定の注入濃度に希釈するよう制御盤で管理されています。(酸化剤希釈装置部はオプションとして販売しております。)
注入濃度に希釈された液状酸化剤は注入装置部へ送られた後、規定量を注入ヘッド部へ送ります。
注入ヘッド部の仕組み
霧状酸化剤は、気液一体型の生成ノズル内で生成されます。上述の流れにより、圧縮空気と注入濃度酸化剤を生成ノズル内で衝突させることにより、超微細な霧状酸化剤を生成させます。
注入ヘッド部( I 型)は、ホットスポット等がある既定の深度へ注入ヘッド部を降し、1m幅でピンポイントに霧状酸化剤を注入することが出来ます。(上図参照)
注入ヘッド部(U型)は、注入孔上部に据置、注入孔全体から霧状酸化剤を埋立層内部に拡散出来ます。