地下水流向流速測定
地下水流向流速計 GFDシリーズは、棒状の小型ヒータとその周囲に配置した16個の高分解能温度センサからなる熱量式の地下水流向流速計です。
ヒータに一定電流を通電させながら各センサの温度変化を時系列に測定することで流向流速を求めます。
塩水や蒸留水等のトレーサを使用していませんので取扱が容易、かつシンプルな構造で観測井戸に挿入するプローブ本体の最大外形はφ45の小型化を実現しています。
測定に使用するノートPCに測定結果が常時映し出されるため、測定状況の確認や第三者への説明時等に視覚的に訴えることが出来るため非常に分かり易くなっております。
浅井戸対応のGFD-3は専用ロッドを測定深度まで何本も繋いだ後にコンパスを使って指示棒の向きを北に合わせる必要がありますが、当社所有のGFD-4は磁気方位センサ、水位センサ内蔵のためプローブに3本のケーブルを繋いで観測井戸に降下させ測定深度でパッカー部により固定させるだけで測定が出来るため作業効率が格段に高く、φ50の小孔径に適用できますので経済的で、その上、測定深度も100m級まで対応可能です。
また専用のデータロガーを使用することで無人の長期観測も可能です。
【特長】 |
【主な用途・適用分野】 |
※GFD-4の構成等の詳細は、こちらをご参照ください。
測定代行サービス
Φ50mmの小孔径に適用可能なトレーサ不要の熱量式地下水流向流速計“GEO5社製GFD-4”使用の計測定代行サービスを効率的な地下水調査にお役立てください。
【測定条件】 ● 測定深度100mまで ● 観測井内径50mm ● ストレーナ開孔率 10%以上(推奨開孔率30%) ● AC100V電源(正弦波)の確保(発電機の対応はご相談下さい) ● その他(事前に観測井、井戸構造、現場状況等の確認をさせて頂きます) ※ 1日2〜3回の測定を目安にしています。 ※ 観測井戸の設置をされていない観測孔での測定はお断り致します。 ※ 測定データのお渡しのみ、報告書作成は致しません。 ※ 本数や深度、現場の条件により金額は異なりますので御見積をご依頼下さい。 |